「パイプユニッシュで洗浄、ハンマーで殴打」を何度か繰り返してきた純正マフラーですが、 マフラー内壁も剥がれ落ちてザーザー言っており、またいつ詰まってもおかしくない状態なので、もうここは見切りをつけて 新しく「セピア CA1HA/CA1EA ノーマルタイプマフラー」を購入することにしました。

購入したショップは パーツセンター楽天市場店
送料税込で3,830円、ポチッとしてから二日で到着。
セピア CA1HA/CA1EA ノーマルタイプマフラー

中心が金属製のガスケットも付属していました。
付属ガスケット

体重計で重さを量ってみると純正マフラーが約4kg、
このノーマルタイプマフラーが約3.5kgと500g軽量となってます。

マフラーの外し方

まずエアクリーナーBOXをとめている10mmボルト1本とネジ2本を外します。
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そして空冷ファンカバーを少し浮かせてエアクリーナーBOXを上にずらし、
マフラーを車体に固定している上側のボルトを露出させておきます。

次に、 車体を寝かせてマフラーとエンジンを固定している10mmのナットと5mm六角レンチのボルトを外します。 この画像ではボルト交換済みですが、元から付いてた奴はサビサビでどうしようもなかったです。 エキパイもボロボロ。
サビサビです

最後にマフラーを車体に固定している12mmのボルト2本を外します。
これでマフラーが外れます。
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新マフラーの取り付け

外すのと逆の手順でやるのですが、 このノーマルタイプマフラー、純正マフラーと比べて各部の寸法が微妙に違うらしく取り付けに苦労しました。

まず付属ガスケットがずれないようマフラー入り口にテープで仮止め、 エキパイ側をエンジンに合わせてからマフラー固定のボルト穴が合う位置までマフラーを移動。 しかしこの金属の金具が干渉してどうしてもボルト穴が合いません。
マフラーの金具

なのでこの金具を外し逆側から差し込んで取り付けることにしました。

エキパイ側のボルトとナットをある程度締め込んでからマフラー固定ボルト2本を取り付け。

そしてエアクリーナーBOXを所定の位置まで戻そうとしたのですが、 今度は先ほど逆側から差し込んだ上側のマフラー固定ボルトの金具とエアクリBOXが干渉しているらしく移動できません。 仕方なくこの金具を外して適当な大きさのワッシャーを噛ませてボルトを固定しました。

これで何とか新マフラーを取り付けることが出来ました。
新品ですが艶消し塗装なのでボロい車体でもそれほど違和感無く収まってますw
新マフラー取り付け終了

走行インプレ

まずキックでの始動時からして排気音が軽く感じられ、 エンジン点火後も2stらしく乾いた軽い排気音。

アクセルに対する反応もとても良くなり、 軽くひねるだけで車体がスイーっと動き出し交通の流れに苦も無く乗れます。 と言うよりも加速がちょっと良すぎる感じで、 「2st50cc原チャリってこんなに走るものか〜」って改めて思いました。

ベルトはNTB製でウエイトローラーは純正と同じ6.5gのセッティング。
アクセル全開にしなくても、ちょっとした上り坂くらいなら約60kmまで加速。 でもそこで吹けきってしまい、それ以上は伸びない模様。

マフラーが詰まり気味の時は低速走行の時エンジンが止まりそうになり気を使ったのですが、 新マフラーではそんな心配は要らず低速でも安定して走行できます。

ネットで検索すると、 台湾製などの社外マフラーは純正と比べて排気音が大きくなるとの情報がありましたが、 私にはそれほど違いが感じられません。

マフラー交換後300km走行(2010年9月)

マフラーを交換してから300km走行しました。
エンジンの吹け上がりも好調で、時速60km弱くらいまでなら上り坂でも力強く加速してくれます。 この50〜60kmのトップスピード付近が一番振動が少なく快適です。

平均燃費は、いつも後ろの車に突っつかれないようアクセル開け気味に走って約22km/L。 交換前と変化無しです。

©2009-2011原付セピアの駆動系メンテ